アースクエイクバード
感想
外人から見た日本を直視するのがキチー
あらすじ
故郷から遠く離れた日本で、翻訳者として働くルーシー。友人の紹介で親しくなったアメリカ人リリーが、行方不明になった後死体で見つかる。ルーシーは驚かない。ルーシーの行くところには死がつきまとうから…
元トゥームレイダーのルーシーさん、元ガールフレンドエクスペリエンスのリリーさん、現EXILEのナオキーさんによる、2019年一番かゆい映画。
欧米人が描く日本も在る一面ではリアルなんだろうけど、日本人が見るとどうしてもこっぱずかしい感があって超細切れに頑張って視聴した。
ルーシーさんは日本で定職を得て働くミステリアススウェーデン人、リリーさんはモラトリアム満喫中、元看護士今バーテンアメリカ人、ナオキーさんはミステリアスカメラ小僧兼そば屋。
全体的にイメージだけで作ったイメージビデオみたいな仕上がりだったね。
最終的にはナオキーさんはただの変態カメラ小僧シリアルキラーで、別にルーシーさんのことを分かってくれてたわけでもなくて、自分に関わった人は死んじゃうというルーシーさんの考えは思いこみだったということになり、チャンチャン♪なんですが、
前半のイメージビデオなんだったん?
ナオキーさんに変な踊り踊らせた後にルーシーさんのトラウマ体験通じて心通わせたのはなんだったん?
無駄に出てくるCrystal Kayさんは?リリーさんの小悪魔っぷりは?色んなことど忘れしちゃう癖は?ルーシーさんとのレズ疑惑は?借りてったコートは?家に来たと思ったら消えてる翻訳会社同僚キキさんは?
ナオキー俺を信じて?とかいうてシリアルキラーだし!最後にいきなりムッツリの仮面をかなぐりすてて、ただのいっちゃってるキャラに、キャラ変してくるし…
最初かっこよくみえたナオキーさんが、最後殺人鬼の正体を現す場面、イギリス人女性を殺してずっと逃げてた市橋なんとか容疑者に見えてゾッとしたわ。
これ80年代である意味ってなんかあったのかなぁ?小説をリアルに再現したかったのかな。もっとも舞台が現代だったら、ナオキーさんはきっとアイポンでパシャパシャやってて、リアルに盗撮だわ。
このために日本語を覚えたであろうルーシーさんの頑張りはすごかった。それだけ…内容が本当に見当たらない…
あっ、ナオキーさん地震の後には鳥が鳴くとか、地震の最中にスチール製ロッカーに避難するとか、そういう本当くさい嘘つくのやめて。皆信じちゃうから。